大東建託(東京都港区)はこのほど、全国の1856自治体居住の18万7823人を対象に調査を行った「愛着のある街&住み続けたい街ランキング2020<全国版>」を発表した。
愛着のある街(自治体)ランキングのトップ3は「西宮市(兵庫県)」「目黒区(東京都)」「伊勢市(三重県)」。住み続けたい街(自治体)ランキングのトップ3は「芦屋市(兵庫県)」「西宮市(兵庫県)」「横浜市西区(神奈川県)」となった。
愛着のある街(自治体)ランキングでは、20位以内に、東京都から7自治体、神奈川県・大阪府・兵庫県から3自治体、京都府から2自治体がランクイン。上位15位までは偏差値70台と特に高い評価を獲得した。
住み続けたい街(自治体)ランキングでは、20位以内に、東京都から4自治体、神奈川県・大阪府・兵庫県から3自治体、北海道・千葉県・福岡県から2自治体ランクインした。こちらは、上位13位までが偏差値70台。
都道府県別のランキングでは、愛着のある街のトップ3が「東京都」「兵庫県」「奈良県」となり、住み続けたい街のトップ3が「香川県」「兵庫県」「奈良県」となった。愛着のある街(都道府県)トップ3は、いずれも住み続けたい街(都道府県)ランキング5位圏内にランクインしている。
全体を通して、愛着のある街ランキング上位の街は、住み続けたい街ランキングでの評価も高い傾向となった。一方で、同社が以前に実施した「自治体の住みここちランキング<全国版>」では100位以内に入っていなかった自治体が今回は複数ランクインしたことから、愛着のある街・住み続けたい街といった情緒的評価が高ければ、住みここち(機能的側面)の評価も高いというわけではないことがわかった。
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