パテント・リザルト(東京都文京区)は、同社が独自に分類したハウスメーカー業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「ハウスメーカー 特許資産規模ランキング2020」を発表した。
同ランキングでは、2019年4月1日~2020年3月末の1年間に日本特許庁が登録した特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計。
その結果、ランキングトップは「大和ハウス工業」(特許資産規模:2456.3、特許件数133)となった。大和ハウス工業の注目度の高い特許としては「施工時間が短くて済み施工の作業性が良く、低価格で建築できる建物の壁構造」や「コーン状破壊が発生しても急激な荷重低下を伴わない構造の鉄骨梁」に関する技術が挙げられる。
続く2位には「トヨタホーム」(同:1513.5、同:77)、3位には「ミサワホーム」(同:1257.8、同:43)、4位には「旭化成ホームズ」(同:1069.9、同:50)、5位には「積水ハウス」(同:1054.6、同:35)がそれぞれランクインした。
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