※新建ハウジング紙面から
木造による大空間の建築を可能にする独自開発の「ATAハイブリッド構法」を展開するATA(富山県滑川市、大倉義憲社長)は、同構法で使用しているオリジナル金物「ATA-join」について、住宅向けの提供を始める。金物工法による施工精度の向上や作業の効率化を目指す工務店を後押ししながら、金物の利用を通じて同構法に対する理解を深めてもらい、非住宅(中大規模)木造に取り組んでほしい考えだ。
同構法については、システム鉄骨建築並みの短期間で概算の見積もりを提示できる規格タイプを開発。全国の工務店などに提供していく方針だ。
ATAハイブリッド構法は、主に4mもしくは6m程度の一般的に流通するサイズの木材と鋼棒を組み合わせて長尺材を構成することで、「大スパンを飛ばすことが求められる」倉庫や工場、店舗、体育館などで木造建築を実現、これまでに132棟の採用実績がある。今年、大阪府内で建設が計画されているアリーナで採用される予定で、同構法としては過去最長の40mスパンとなる。
同社では、同構法で採用している2スリットタイプの金物・ATA-joinを3階建てまでの一般住宅に普及したい考え。同金物は「スリット間の木材を切り欠かないことにより・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 3月10日号』に掲載しています。
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