国土交通省は3月12日、「複数建物の連携による省エネプロジェクト2020」で、えきまちエナジークリエイト(東京都港区)が提案した「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を採択した。
JR高輪ゲートウェイ駅前、品川駅北周辺地区の開発プロジェクトで、3街区地下に設置した地域冷暖房施設から自他供給型熱源機器で街区全体に熱供給を行う。エネルギーを面的利用することでより高い省エネ性能を実現し、BCP性能も確保した。
同プロジェクトは、エネルギー供給を最適化するエネルギーマネジメントシステムの導入等を通じて街区全体として高い省エネ性能を実現するプロジェクトに、国が建築工事費等の一部を支援するもの。補助率は補助対象費用の2分の1、補助限度額は1プロジェクトあたり5億円。
同省では、昨年10月15日から11月30日までプロジェクトを公募し、応募したのは同社1件だった。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。