システムサポート(石川県金沢市)は、ワークスモバイルジャパンが提供する仕事用のLINE「LINE WORKS」と、システムサポートが提供する建築業向け一元管理システム「建て役者」の連携機能の第2弾「点検bot」を開発し、3月23日から提供開始すると発表した。
点検botは、工事点検(工事アフター)担当者を対象とする点検訪問の業務効率化をサポートする機能。LINE WORKSの画面から、建て役者に登録されている既存顧客の情報や過去の工事履歴(新築工事、リフォーム工事、水漏れなどのアフター工事)の閲覧が可能となる。
また、LINE WORKSの画面から点検実施日と点検結果を建て役者に登録できるほか、当日~翌々日までの点検予定アラームや、点検予定日を超過している顧客情報を建て役者からLINE WORKSのアプリへプッシュ配信する機能を搭載。担当者は、確認後にそのまま対象顧客の個人LINEへメッセージを送ることができる。点検アラームをLINE WORKSからオンタイムで確認できるため、点検漏れを回避し、顧客へのアプローチがスムーズに行えるという。
点検botは、連携機能の第1弾「追客bot(営業部門向けのセールスbot)」とあわせて、工務店・ハウスメーカーの建て役者ユーザーに「LINE WORKS連携オプション」として提供。初期費用5万円(税別)、年額費用2400円(税別)で、5ユーザー単位の契約となる。すでに同オプションを利用している場合は、追加費用不要で点検botも利用可能。オプション利用には、別途建て役者とLINE WORKSの契約が必要。
LINE WORKSと建て役者の連携によって、建て役者ユーザーはLINE WORKSの画面から顧客情報などに手軽に情報を入力・アクセス可能となり、チェック漏れなどを防ぐことができる。また、顧客(施主)や取引先とLINE WORKSおよびLINEを通じてコミュニケーションを行うことで、ITデバイスやツールに不慣れな相手であってもスムーズなやり取りが期待できるとしている。
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