経済産業省は3月3日、家庭での給湯やお風呂の保温に使われるヒートポンプ給湯機の省エネ基準を改訂すると発表した。
資源エネルギー庁に設置した「省エネ基準に関する審議会」が取りまとめた新たな省エネ基準では、2025年度までに電気温水機器(CO2を冷媒とする家庭用ヒートポンプ給湯機)のエネルギー消費効率を現行の基準年度(2017年度)の実績値からさらに約5%改善することを求めた。
給湯は、家庭のエネルギー消費量の中で約3割という大きな割合を占める分野。家庭での省エネ化の取り組みをさらに進めるため、電気温水機器の使用実態に即した新たな測定方法で目標とする基準エネルギー消費効率を見直し、エネルギー消費性能の向上を図る。
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