タカラスタンダード(大阪市)は、20~50代の既婚女性500人を対象に「風呂掃除」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
「家で掃除が面倒・大変だと感じる場所」を聞いたところ、「風呂」と回答した人が80%と最も多く、「トイレ」(75%)や「キッチン」(70%)を上回った。また、「家で最も掃除をしたくないと感じる場所」としても「風呂」(31%)がトップに。風呂掃除をしたくない理由としては、「掃除をしてもすぐに汚れる」、「かがむ姿勢が大変で腰が痛くなる」などが挙げられた。
浴室の中で日常的に掃除を行っている場所としては「バスタブ」(87%)が最多。次いで「床」(53%)、「排水口」(52%)となった。一方で、「普段は掃除をしない場所(年に1~2回しか掃除をしない場所)」としては「天井」(50%)が最も多く、「照明」(49%)、「壁」(20%)と続いた。
風呂掃除にかかっている時間と掃除の頻度を聞いたところ、掃除1回当たりの時間は「10分くらい」(38%)、頻度は「毎日」(48%)がそれぞれ最多となった。
同社では、風呂掃除の時間を短くするひとつの手段として、風呂(ユニットバス)自体を変えることを提案しており、短い時間で掃除ができる風呂への興味の有無も尋ねている。それに対しては80%が「興味がある」と回答した。
調査期間は、1月22日~25日。
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