建設経済研究所などが7月30日発表した、2008年度の名目建設投資額は前年度比0.4%増の48兆8500億円となる見通し。改正建築基準法の影響などで落ち込んだ民間投資が回復し、07年度から増加に転じる見込み。
うち民間住宅投資は4.1%増の17兆9100億円と予測。新設住宅着工戸数は、11.8%増の115万8000戸と予測した。持ち家は0.2%増の31.2%、貸家は20.4%増の51.9万戸、分譲は11.8%増の31.6万戸を見込む。
09年度の建設投資額の見通しは、08年度予測比0.2%増の48兆9600億円と、ほぼ横ばいで推移するとした。