野村不動産や三菱地所レジデンスなど大手7社が運営する新築マンションのポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」は2011年11月〜12月、全国のマンション購入意向者約50万人を対象にアンケート(第16回新築分譲マンション購入に際しての意識調査)を実施し、2月29日にその結果をまとめ公表した。有効回答数は4474人。
まず「現在マンション購入を検討している理由」について聞いたところ、「もっと広い住まいに住みたいから」25.3%が2005年の調査開始以来8年連続でトップに。ここに「現在は金利が低く買い時だと思うから」20.0%、「もっと交通の便の良いところに住みたいから」19.4%が続いた。「耐震性の高い住まい(免震構造など)に住みたいから」は1年前に実施した前回調査時は17位だったが、今回は8位(15.8%)に浮上した。
また「マンション購入時にお金をかけてもこだわりたいポイント」を聞くと、「駅から近い」63.0%、「日照や採光がよい」60.4%、「住みやすい間取り」57.7%が上位に。
前回調査と比べると「耐震性が高い(免震構造など)」(前回9位→今回5位)、「災害(台風・水害など)に強い」(17位→11位)、「災害時の対策・防災設備の配備がされている」(29位→21位)と、災害対策関連の項目が軒並み順位を上げる結果となった。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。