フェリカ建築&デザイン専門学校(群馬県前橋市)はこのほど、専門学生によるデザイン住宅「利根川沿いの家」が竣工したと発表した。
同校の住宅実施設計カリキュラム「家創りプロジェクト」により建設されたもので、一級建築士である教員指導のもと、基本計画、実施設計、工事監理の各工程に学生が取り組み、およそ1年半をかけて完成させた。
同住宅は「生活を楽しむ家」として設計。大人2人暮らしをターゲットに、決して大きくない住宅内に少しだけゆとりのある空間を実現した。プラスアルファの要素としてSOHOで仕事をする人や多趣味でアクティブな人にも対応できるプランとなっている。
外観はダークグレーのガルバリウム鋼板張りでシャープな印象。中2階のダイニングキッチンは三角形の広いウッドデッキにつながっており、音、光、風の自然を味わえる開放的な空間となっている。2人の静かな暮らしや、誰かを招くようなにぎやかな生活など、さまざまな楽しみ方ができるという。
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