シエルホームデザインのブランド名で住宅事業を展開するホリエ(山形県飯豊町)は、「きつい・汚い・危険」の“3K”と言われる大工のイメージを「かっこいい・稼げる・革新的」の“新3K”に変えて、若い大工たちに夢ややりがいを感じながら働いてもらおうと、さまざまな取り組みを行っている。約5年前から社員大工の組織を「ciel craftsmans(シエル・クラフトマンズ)」と名付けて、若手の育成に力を入れるとともに自社のブランディングにも生かす。
2021年度中には社内に「大工育成学校」を設置して、さらに育成を促進する計画だ。同社は今後、事業エリアの拡大や非住宅施設部門の強化を想定しており、社長の堀江龍弘さんは、そうした戦略の根幹を支えるのが高い技術レベルの大工集団だと考えている。
シエル・クラフトマンズに所属する同社の社員大工は、20代を中心とする19歳~42歳の11人。定年で引退した大工は、同社専属の一人親方として活躍する。シエル・クラフトマンズには、最年少の24歳を筆頭に若い棟梁がいて、責任ある仕事を任されている。堀江さんは・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 2021年2月28日号』に掲載しています。
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