野村総合研究所は7月24日、2015年度までの建設・不動産業界の予測を発表した。事務所や病院などは増加するものの、工場・倉庫などが横ばい、住宅・店舗・学校などが減少する見込みであることから、2015年度の国内建設投資は45兆円を下回る水準にまで縮小すると予測した。新設住宅着工数は、2011〜2015年には年間平均約90万戸にまで縮小すると予測。「住宅メーカー、パワービルダー、建設会社、不動産会社、住宅設備・建材メーカーなど、既存業界の枠組みを超えた、ボーダーレスな再編・再構築が加速する」との見方を示している。
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