ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)グループのCasa robotics(カーザロボティクス、群馬県高崎市)は、規格型ひら家専門店「IKI(イキ)」の展示場12カ所にタイムリープ(東京都千代田区)が提供する遠隔接客サービス「RURA(ルーラ)」を導入すると発表した。
IKI展示場「ひら家がミレルン!展示場」では、敷地55坪以上を基準に60坪~70坪確保しており、土地と建て物両方のリアル体験を提供している。今回、展示場内に遠隔でコミュニケーションがとれるスポットを用意するRURAを導入したことで、顧客への遠隔サポートが可能となった。顧客は、オリジナルキャラクターを通じて質問できるため、リラックスして内覧できる。同社スタッフは自宅などから接客できるため、移動が不要となり、直前の内覧予約などさまざまなニーズに対応。同社は、「RURA」などITテクノロジーを導入することで、社員の働き方改革を進めるとともに、多拠点を効率良く運営していくという。
同社は、2020年8月にオープンしたIKI高崎展示場にRURAによる遠隔接客サービスを導入。新型コロナウイルス感染防止対策として、非接触型営業の拡充を図り、より充実した無人内覧型モデルハウスの運営を可能にした。顧客からは、「家族だけでゆっくり見学できる」「必要最低限の質問を会話で確認できるので安心」といった声が寄せられ、オンライン案内による内覧の満足度の高さを認識。4月末までにオープンする埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県合計12ヵ所の展示場へ導入し、無人での内覧や非接触営業を促進していくとしている。
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