工務店が横の連携を強める動きが目立っている。岐阜県内では、メンバー12社による「ぎふの木の住まい協議会」が発足。2月16日、岐阜市内で設立総会を開いた。
岐阜県は、県内で行われる製材・加工にJASに準じた品質管理基準を設定。一定の含水率、曲げ強さなどを満たす構造材を「ぎふ性能表示材」として認証している。これを積極的に使っている工務店が手を組んだ。
初年度は春・秋の連休に「同時一斉見学会」を行うほか、森の見学ツアーや家づくりセミナーの開催、会報誌の発行を予定。また研鑚活動として5月~10月に計5回のマーケティング講座を、8月~翌2月に計4回の設計講座を開く。複数の会社がまとまることで発信力を高め、同時に学び合いを深めて個々のスキルアップを図る考えだ。
当日は役員選出も行い、会長に鷲見隆夫氏(鷲見製材会長)、副会長に藤井保明氏(新和建設副社長)が就いた。事務局は鷲見製材内(岐阜市東鶉TEL058・278・7783)に置く。
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