頼人(東京都新宿区)はこのほど、無人モデルハウス見学システム「スマートモデルハウス」をリリースした。
新築・既築問わず、モデルハウスに最新のIoT機器を設置することでスマートホーム化を実現。顧客は、見学予約からスマートホーム操作、見どころ動画の視聴までスマートフォン1つで完結させることができる。非対面でモデルハウスを見学したい住宅購入者と、見込みの不明な顧客に対する工数を減らしたい住宅会社、双方のニーズに応えるサービスとなっている。
同サービスを導入することで、日程・時間の制限なくモデルハウスを顧客に体感してもらえるほか、リモート対応によって複数拠点や遠方のモデル管理が可能となる。また、動画を中心に魅力を伝えるため、営業を高レベルで均一化できる。予約から内見まで完全オートメーションなので、対応不備による人的機会損失を回避し、さまざまなコスト・工数削減が可能。集客力の向上と、顧客情報の自動収集で、営業の効率化を図れるという。
同社が、1年以内に戸建て住宅を購入・購入検討した男女216人に実施したアンケート調査では、98%が実物を見ないと実感がわかないと回答している一方、93%が対面形式のモデルハウスは気軽に見学しづらいと感じていることがわかった。また、ほぼ100%の人が非対面でのモデルハウス見学の体制を整えている会社を魅力的に感じており、住宅購入者にとって非対面・非接触は大きな差別化要素となっている。
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