デベロップジャパン(東京都港区)UXDセンターはこのほど、防災意識に関するアンケートを実施し、その結果を発表した。回答者数は男女76人。
『災害時、自宅は安全だと思うか』聞いたところ、戸建て居住者では「ある程度は安全だと思う」が49%、「あまり安全だと思わない」が37%、「まったく安全だと思わない」が14%となった。戸建て居住者、マンション居住者ともに「極めて安全だと思う」は0%だった。自宅が安全だと思う理由を聞いたところ、戸建て居住者からは「リスクの低い土地だから」、「耐震性を気にして建てたから」、「築年数が浅いから」などの回答が挙げられた。
戸建て居住者が『災害に備えて行っていること』としては、「食料の備蓄」が74%と最多。次いで「飲用水の備蓄」(63%)、「生活用品の備蓄(おむつなど)」(57%)、「非常用持ち出し袋の用意」(34%)となった。戸建て居住者では「防火対策」(23%)や「耐震補強」(17%)など、住まいそのものへの対策を実施している人の割合がマンション居住者に比べ高かった。
調査期間は2月10日~17日。
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