エコワークス(福岡市)はこのほど、九州に本社を置く企業として初のSBT(Science Based Targets)認定を取得したと発表した。
同認定は、中小企業向けの新たなSBT認定の申請ルート(Target Setting Letter for SMEs)に排出削減目標を提出し、科学的根拠に基づいた目標として認定を受けたもの。同社のCO2排出量(スコープ1、スコープ2)について、基準とする2018年から2030年までに50%削減し、スコープ3の排出量の把握と削減に取り組むことを約束している。認定取得に併せて、同社が掲げるCO2排出量ゼロカンパニー達成目標を2040年から2035年に前倒しした。
同社が排出するCO2排出量のうち、スコープ2(間接排出)については2020年に再エネ100%を実現済み。スコープ1(直接排出)は、「社用車の電動車への切り替え」「博多湾ブルーカーボンオフセット」への取組等を通じて、CO2排出量削減を推進していくという。
これらは、同社のSDGs中長期経営計画において最重点に位置付ける「ゴール13.気候変動に具体的な対策を」に貢献する取り組みであり、今後も脱炭素社会の実現に向けたこれらの取り組みを積極的に推進していくとしている。
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