パナソニック(大阪府門真市)は2月26日、パナソニックセンター大阪(大阪市北区、グランフロント大阪 南館)1階に、住空間展示「健康にくらし続けられる家」をオープンした。
熱交気調システムや「ジアイーノ」「ナノイー発生機」を効率よく配置し、24時間換気で室内空気質を向上。玄関に洗面スペースやコートなどの保管場所を設置しウイルス・花粉を抑制するほか、リビングの床材にSIAAマーク表示基準に適合した「ベリティスフロアー」を使用し、小さな子どもにも安心な空間を提供している。そのほか、非接触化を実現するタッチレス水栓や最新トイレ、非対面で荷物が受け取れる宅配ボックスを採用するなど、清潔な暮らしを追求した設備と仕様を搭載した。
将来に備えた設備や動線で、バリアフリー環境も想定。自分にとって必要なモノだけを選び、シンプルに見せるインテリアスタイルや、自然採光を取り入れて開放感を演出する空間設計、調理スペースが2カ所あり夫婦一緒に料理できる「Idobataスタイル(いどばたスタイル)」のキッチンなど、日々の暮らしの中で心や体が健康になる住空間を提案している。
外装はセメントの質感を生かす無垢で強固な建築素材でありながら、製造や施工で発生する廃材はリサイクルされる環境にも配慮した素材を採用している。
同社は、健康寿命が延伸し、人生100年時代とされるなか、コロナ禍で趣味や仕事の充実だけでなく、家族、社会とのコミュニケーションをより大切にする生活スタイルへと変化していることから、今回の住空間展示を開始。同社が提案する快適な暮らしや健康に対するソリューションを取り入れ、急速に高まっている清潔な暮らしへのニーズにも対応している。同展示で、すこやかに居心地よく暮らし続けられるライフスタイルを提案していくという。
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