(社)住宅生産団体連合会(住団連)は7月14日、2007年分の「低層住宅の労働災害発生状況報告書」を公表した。07年1年間の労働災害件数は562件で、完工棟数1000棟あたりの労働災害発生率は3.4件だった。通勤や現場間移動など作業分類項目以外の「その他」の発生率が06年の10.7%から07年は15.8%と大幅に上昇しており、「作業以外の安全意識の向上を図る必要がある」と指摘。原因・型別では、墜転落災害の比率が圧倒的に高かった。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。