大建工業(大阪市)は3月22日、独自の抗ウイルス機能を備えた高齢者住宅・介護施設向け床材「おもいやりフロアⅣ-VS」を発売する。
新製品に採用した抗ウイルス機能「ビオタスク」は、2009年の新型インフルエンザの世界的流行をきっかけに開発に着手し、2012年に建材用途での技術を確立させたもの。床材へのビオタスクの展開は今回が初めてで、試験では24時間後に特定ウイルスの数を99%以上減少させることを確認できたという。第2弾製品の発売も急ピッチで進めている。
滑りにくく、つまずきにくい仕様とし、表面硬度を上げることで車イスの走行傷をつきにくくした。内装建材シリーズ「hapia」と連動する8色柄をラインアップし、ドア・収納とコーディネートが可能。12×303×1818mm。税別3万6500円/梱(3.3m2)。
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