ミサワインターナショナルは、同社標準の「200住宅」に、太陽光発電パネル・蓄電池・HEMSを備え、一次エネルギー消費量の正味ゼロを実現するゼロエネ仕様「スマート・ハビタ」シリーズを3月1日から全国一斉に発売する。
商品は総2階建ての「ゼロ・エネ」(総床40.5坪)と、平屋建ての「ゼロ・エン」(総床30坪)の2タイプ。建物本体価格は2タイプともに2800万円(税込)。太陽光パネルを総2階タイプで9.66kW、平屋タイプで27.6kWをそれぞれ搭載し、35年間の売電収入でゼロ・エネで建築費の2割、ゼロ・エンでは8割を回収できるという。
導入機器は、太陽光パネルはカナディアン・ソーラー製、蓄電池は中国・上海奥威開発有限公司製、HEMSは日新システムズ製など幾つかのメーカーと最終調整する。
2012年度内に2タイプをあわせ1000棟の受注をめざす。新商品は平成24年度「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」にも応募予定。
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