帝国データバンク(東京都港区)は2月23日、100業界231分野の業界動向を調査し「2012年度の業界天気予測」として発表した。最も景気が良い状態が「快晴」で、以下「晴れ」、「薄日」、「曇り」、「小雨」、「雨」、最も景気が悪い状態を「雷雨」と7段階で表している。
天気予測では「快晴」が1分野、「晴れ」が9分野、「薄日」が28分野、「曇り」が85分野、「小雨」が50分野、「雨」が41分野、「雷雨」が17分野に。住宅分野では戸建てが「曇り」、マンションが「小雨」、不動産分野の不動産賃貸も「小雨」だった。戸建てでは住宅エコポイントの再開、フラット35Sエコの新設により、引き続き政策が住宅取得意欲の下支えになるとした。
11年度と比較すると天気の改善を見込みのは52分野(22.5%)で、横ばいが168分野で7割強を占めた。
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