LIXIL住宅研究所フィアスホームカンパニー(東京都江東区)は2011年12月〜12年1月、既婚女性(ミセス)110人を対象にリフォームに関するアンケート調査を行った。
まず、現在の住まいの困りごとを聞くと、1位は「窓の結露がひどい」44%、2位「家の中が寒い」43%、3位「収納が少ない」36%が上位に。「耐震性が心配」は4位で27%いた。このうち築21年以上の住宅では「家の中が寒い」17%、「家が古い」15%、「バスルームやトイレなどの水回りが古い」12%、「窓の結露がひどい」12%と、古さ・寒さに関する困りごとが上位を占めた。
次にリフォームしたい場所を聞いた。1位は「キッチン」36%で、「水廻り(バスルーム・洗面・トイレ)」32%、「断熱性能アップ」32%と続いた。築年数別にみても、築21年以上の住宅におけるリフォーム希望個所の順位は上記の通りだったが、築2〜5年の築浅住宅では「外構・庭(エクステリア)」34%、「収納を増やす」18%、「水廻り」12%が上位にきた。
リフォームを検討するにあたりどこから情報を入手するかとの問いには、「インターネット」45%が最も多く、2位の「建築時の住宅会社」22%を引き離した。年代別にみると、50代の1位は「近所(友人・知人)からの口こみ」で30%(全体では11%)を占めた。
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