tecture(東京都渋谷区)は、同社が運営するオンラインのプロダクト検索サービス「TECTURE(テクチャー)」において、主に設計に従事するユーザーがさまざまなオプション機能を利用できるオフィシャルアカウントを開設、登録受付を1月から開始した。
「TECTURE」は、住宅やホテルなどの事例写真をストックし、それに写っている家具や照明器具などの詳細情報が瞬時にわかるというプロダクト検索サービス。今回、新たに実装されたオフィシャルアカウントは、事務所に保管している図面やカタログなどのアナログ資料をデジタルアーカイブ化することで、情報の共有化を簡単に実現。自社内のプロジェクトを登録・保存し、建材やインテリア品番、メーカー名などの情報を紐づけておけば、複数人で情報を共有でき、いつ、どこからでもデータを確認、追加することができる。
よく使用する商品をストックできる「オリジナルカタログ」機能では、メーカーを横断してまとめることが可能。自社オリジナルのカタログを作成できる。
オフィシャルアカウントを開設し、プロジェクトを投稿すると、「TECTURE」のトップページにプロジェクト写真がランダムで表示されるため、露出の機会が増加。自社のウェブサイトやSNS、メールにリンクされているため、利用者からの問い合わせもスムーズに行えるようになっている。さまざまな空間事例が登録されている同サービスは、プロユーザーだけでなく、新築やリノベーションを検討中など建築・空間デザインに関心の高いユーザーも閲覧しており、適切に送客を行うハブとして機能する。
同社は、同サービスによって従来の日常業務を効率化し、建築・空間デザイン事務所の働き方改革を促進していくとしている。
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