家族のライフステージごとの意思決定支援サービスを提供するカラダノート(東京都港区)はこのほど、子育て世代の住み替えニーズをサポートする新サービス「かぞくのおうち」をリリースした。
同サービスは、出産や育児などライフスタイルの変化に伴って住宅の住み替えを検討するユーザーを対象に、希望の地域で展開する住宅企業を紹介、情報を提供するもの。ユーザーは「物件を探している都道府県」「メールアドレス」を入力するだけで、住みたい地域の住宅会社情報や、家族に合った提案資料を無料で受け取ることができる。希望に合わない場合は同社が代理で断るため安心して問い合わせできる。
住宅会社は、住み替え意向が高いユーザーや、自社に興味を持ったユーザーからの申し込み、資料請求等の連絡を受け取ることが可能。妊娠育児層を対象にしたマーケティングを支援するという。
今後、提携先の住宅メーカーを全国に拡大予定。
同社が独自に子育て世代の住み替えについて466人を対象に調査したところ、住み替えを希望している人は全体の4割で、賃貸住宅(マンション・戸建て含む)居住者では7割にのぼることがわかった。今後希望する居住形態は「持ち家(戸建て)」が6割となり、戸建てへの住み替え需要が高い傾向にあった。
同社は、子育て・ヘルスケアアプリの提供によってユーザーの生活環境の効率化を支援するほか、企業やサービスとのマッチング支援を実施。また、生活密着型のサービスを展開する事業社に向けて、DX支援による効率化を提供している。
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