地域工務店グループ「vision20project」はこのほど、コロナ時代の提案として“新しい生活様式”を取り入れた住宅商品「CAVERN~ZIZAI(じざい)~」を開発。さらに新型コロナウイルスの感染防止を目的としたリモート型のバーチャルモデルハウスを開発し、1月から提供を開始したと発表した。
「CAVERN~ZIZAI~」は、テレワークおよび在宅時間の長期化に対応した居心地の良い良質な住宅で、木質化した内装と、優れた遮音性、防音性、換気性能などが特徴。災害時の自律的継続居住性を有するほか、在宅での診療や感染疑いの家族との居住が可能な環境を提供する。
バーチャルモデルハウスは、届けられたVRキットをセッティングするだけで自宅にいながらモデルハウスを体感することができる。工務店はリモートで住宅説明を行うほか、インテリアや間取り、採光などのシミュレーション提案が可能。顧客は、感染リスクなしに家族で楽しみながら見学することができる。
同グループは、新型コロナ感染拡大抑制の観点から、3密回避、非対面型営業へのシフトが必要だとして、「非対面型」のバーチャルモデルハウスを開発。グループとして連携することで1社あたりの投資額を抑え、中小工務店としては先駆的な住宅提案を行っていくという。
参画工務店は、フューダック(岐阜市)、ヤマジョウ建設(岐阜県関市)、明徳(徳島市)、たくみ工房(千葉県木更津市)、小林工業所(長野県駒ヶ根市)。事務局は、住まい’S DEPO.ねっと(岐阜市)。
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