積水化学工業・住宅カンパニーは1月、2010年にセキスイハイムに入居した人を対象に光熱費の実績や満足度を聞く「太陽光発電実邸アンケート調査(2011)」を実施した。有効回答数は1385。
調査結果によると、「光熱費ゼロ住宅」が80%を占め、前年の調査より7ポイント増えた。これについて同社は、太陽光発電の大容量化の提案が功を奏したこと、東日本大震災を機に節電行動が顕在化した結果だと分析している。
太陽光発電の平均搭載量は4.64kW(前年:4.4kW)。年間5180kwhを発電し、うち1450kwhは自家消費し、約72%を余剰電力として売電していたことがわかった。光熱費収支は年平均6万6000円のプラスだった。
なお、光熱費ゼロ率は九州・中四国エリアで高く、宮崎・香川・大分・三重の4県では光熱費収支のプラスが10万円を超えた。
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