経済産業省は2月24日、スマートハウスの標準化に向けた検討会で、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)と家庭内の機器、スマートメーターをつなぐ標準的な規格を「エコーネットライト」とすることなどを盛り込んだとりまとめを最終決定し、公表した。この統一規格は、2011年度第3次補正予算で決まっているHEMS設置補助の要件にもなる。
エコーネットライトは、1997年に家電メーカーなどが中心となって発足したエコーネットコンソーシアムが策定した規格。家電機器、スマートメーター、蓄電池、太陽電池などを含む約80種類の機器の制御が可能。11年12月21日に一般公開されている。
HEMS設置補助は、4月からの申請受け付け開始を予定。現在、実施団体である環境共創イニシアチブが実施要綱などを策定している。
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