内閣府が1989年から実施している「森林と生活に関する世論調査」で、2011年12月時点の調査結果が16日発表された。
全国の20歳以上の男女3000人を対象に行った調査によると、住宅の木造志向を聞く質問では、鉄骨造・RC造など非木造を選ぶと答えた人の割合が15・4%に対し木造と答えた人が80・7%。前回調査した2007年と比べ2・4%低下したものの、昨年の震災後も依然として高い割合を維持した。
一方木造のなかでもどの工法を選ぶかについては、在来工法を選ぶ人の割合が56・8%と調査開始以来最低、ツーバイフォー工法など在来以外の工法が24・7%と調査開始以来最高となり、在来工法へのこだわり低下の傾向が鮮明となった。
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