アイフルホームは、CO2排出量ゼロを目指した東京工業大学との共同研究開発プロジェクトの一環として、東京都葛飾区に「クールアースモデル住宅」を建設した。
夏場の冷房負荷軽減対策として、通風を重視し、1・2階とも風の通りを考えた間取り・開口で、熱を天窓や高窓から排出するほか、室温の上昇を抑えるため、遮熱Low−Eガラスやバルコニー緑化などを取り入れている。
冬場の暖房負荷を減らす工夫では、窓からの日射が直接あたる壁を蓄熱壁とし、リビングの床を蓄熱土間にすることで蓄えた熱を夜間に利用する。
このほか、太陽光発電や雨水利用のほか、エコキュートの活用でエネルギー使用量をおさえる。
同モデル住宅は三菱商事などとの共同研究開発プロジェクトの実験場でもあり、太陽光発電による電気自動車の充電などの実験も行う。
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