ポラスグループの中核会社ポラテック(埼玉県越谷市、中内晃次郎社長)は2月22日、新本社ビル「ウッドスクェア」の完成式典を行った。新社屋は木質ハイブリッド構造の建物で、同様の構造では国内最大規模という。
躯体には、鉄骨を木(カラマツ集成材)で被覆するハイブリッド構造を採用しており、国内では3例目。建物の規模は地上4階、地下1階で、床面積は6592m2と国内最大という。内部はカラマツの柱や梁を「あらわし」としたほか、床(無垢クリなど)や腰壁(カラマツ)なども木の素材感を強調した。ガラスのカーテンウォールで外からも木の存在を感じられるデザインとしている。木材使用量は丸太換算で約2055m3(内装や家具は除く)。
LED照明を採用したほか、電気自動車の充電用コンセントも設置するなど総合的に環境への配慮を図っている。CASBEE評価はAランク。
新社屋での業務開始は3月1日から。
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