ノーリツ(兵庫県神戸市)のグループ会社・エスコアハーツ(兵庫県加古郡)は2月13日、給湯器のリサイクル事業において特定非営利活動法人熊野人材センター(広島県安芸郡熊野町)と業務委託契約を締結した。3月5日には同センターが借り受けた施設でリサイクル事業を開始する。
この給湯器リサイクル事業は、取り替え後の給湯器を分解して資源リサイクルを進めるしくみで、同社では2008年からノーリツおよび同グループからの返品物を中心にリサイクルを実施してきた。
業務提携を結ぶのは今回で5法人目。同社は障がい者の雇用創出をめざして設立したノーリツの特例子会社で、グループ内の帳票や社内報などの印刷業務、給湯器部品の生産から給湯器リサイクル作業などを担当。障がい者の離職率は0%と雇用の定着を実現している。
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