クオン(東京都新宿区)が運営する「キャラクター未来研究所」はこのほど、男女2700人を対象に、企業がキャラクターを利用してSNSで広報・宣伝活動をすることに関する消費者の意識調査を実施した。
その結果、「キャラクターが商品・サービスを伝えると興味や理解が深まる」と回答した人は45.6%。「SNSアカウントでキャラクターを使っている企業は記憶に残りやすい」と回答した人は28.3%だった。
「企業キャラクターのSNSスタンプを使ったり、受け取った際に感じる印象」としては、「記憶に残る」が約42%、「親近感が湧く」が約24%、「印象が良くなる」が約17%と、ポジティブな回答が多かった。
同社では、キャラクター活用の有効性として、「アイキャッチの強化(商品認知効率の向上)」「商品理解の促進」「コミュニケーションの増加」の3点を挙げる。SNSにキャラクターを用いる企業が少ない中、今後、キャラクターを用いることで、企業やサービスの印象がより良くなるとともに、複雑なサービス内容などに対する消費者の理解を深められるとしている。
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