新建ハウジングが運営する工務店向けオンライスクールサイト「チカラボ」から、工務店の経営者や実務者に役立つ記事をお届けします。
今回は、池田憲昭さんの「サステイナブルな家づくり ドイツより」ルームからの記事です。
1972年長崎県生まれ。2003年以来、ドイツ、フライブルク地域を拠点に、ドイツ環境視察セミナーのオーガナイザー、異文化マネージメントのトレーナー、コンサルタント、日独プロジェクトのコーディネーター、専門通訳、執筆家として活動。多面的な活動を包括し、さらに拡張し、深めていくために、2011年9月、Arch Joint Vision社を設立。【職業経歴】専門通訳(1998〜)ジャーナリスト活動(1998〜)日本人向けドイツ環境視察セミナー(2003年〜)
KANSO建築
日本モデルハウス第一号の「秋田もるくす建築社美郷アトリエ」の1月なかば建設現場の写真です。雪の中でも少しずつ進んでいます。3月末か4月頭には完成の予定です。
ローテク:
自然のマテリアルの多機能性を最大限活かし十分に使うことで、蓄熱と調湿を主軸に、暖房も冷房も機械換気もいらない建物になります。
「揺り籠から揺り籠へ」:
自然素材をそのまま、将来の特別廃棄物になるような化学物質などほとんど使っていませんので、リサイクル、リユースが最大限可能です。
躯体壁と天井の木材は、ゆっくり熱を吸収してゆっくり放出します。特に冬にその効果を発揮します。土台、床、仕切り壁に使われている石やコンクリや土は、素早く熱を吸収して素早く放出します。特に夏の冷却、オーバーヒート防止に効果があります。
完成しましたら、また日本・スイス・ドイツチームで、オンラインセミナーを開催します。
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「サステイナブルな家づくり ドイツより」
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