国土交通省は1月28日、登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を加工・指数化した2020年10月分の「既存住宅販売量指数」を公表した。戸建て・マンション合計の季節調整値は前月比5.2%増の116.0(前年同月比15.3%増)、床面積30m2未満のマンションを除いた合計は同5.5%増の110.3(同15.6%増)だった。
そのうち、戸建て住宅の指数は同3.7%増の111.7だった。
「既存住宅販売量指数」は、建物の売買を原因とした所有権移転登記個数のうち、個人取得の住宅で既存住宅取引ではないものを除き、2010年平均を100として指数化したもの。総務省統計局の「住宅・土地統計調査」で把握可能な「既存住宅取引量」には含まれていない別荘、セカンドハウス、投資用物件等を含む。各月の販売量における季節性を排除するため、月次指数において季節調整を行う。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。