国土交通省は1月29日、2020年12月の新設住宅着工戸数を発表した。持家は増加したが、貸家と分譲が減少し、全体で前年同月比9.0%減の6万5643戸と18カ月連続の減少となった。
持家は2.4%増の2万2819戸で2カ月連続の増加。貸家は11.5%減の2万4423戸で28カ月連続の減少となった。分譲住宅は18.4%減の1万7622戸で14カ月連続の減少。うち戸建ては8.9%減の1万1315戸で13カ連続の減少、マンションは31.3%減の6149戸で先月の増加から減少に転じた。季節調整済年率換算値は前月比4.2%減の78.4万戸で3カ月ぶりの減少となった。