近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ、大阪市)は、近畿圏における2020年10~12月期の不動産流通市場の動向を発表した。
中古戸建て住宅の成約件数は、2期連続で前年同期を上回り3308件(同3.5%増)となった。売り出し件数は同15%減の1万2154件となり、3期連続で前年同期を下回った。平均成約価格は1909万円(同2.1%上昇)と、3期ぶりに前年同期を上回った。売り出し価格は2532万円(同2.8%上昇)と、20期連続で前年同期を上回った。
中古マンション成約件数は前年同期比1.1%増の4505件と、2期連続で前年同期を上回った。市場の売り出し(新規登録)件数は同7.9%減の1万4978件と、2期連続で前年同期を下回った。平均成約価格は2期連続で前年同期を上回り、2383万円(前年同期比4.1%上昇)となった。売り出し価格は2496万円(同4.0%上昇)と、12期連続で前年同期を上回った。
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