兵庫県赤穂市を中心に注文住宅を手掛ける結城建設(同市)は、新型コロナウイルスの感染防止対策用に、自社の大工が業務の合間に飛沫防止用パーティションを手作りし、地域の公共施設やデイサービスセンターなどに届ける活動を行っている。パーティションは、住宅建築時の残材を活用した木枠に、ホームセンターで手に入るテーブルクロスなどのビニールシートを貼り付けてつくる。同社社長の圓光(えんこう)昌平さんは活動を通じて、「地域の人とのつながりが持てた」と喜ぶ。
コロナ禍の昨年5月、社内用に製作したのが活動のきっかけ。緊急事態宣言解除後、テレワークしていた社員が出社するようになったことから、感染防止用にパーティションを購入しようとしたところ、品薄な上に1台5000円~6000円と高額だったため、社内で製作することに。設立20周年を迎え、社会・地域貢献活動をしたいと考えていた圓光さんは・・・・
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