岩谷産業は6月6日、水素を直接供給する純水素型燃料電池を搭載したコージェネレーションシステムを一般戸建て住宅に設置し、実証運転を開始した。
設置システムは東芝燃料電池システムの700W純水素型燃料電池発電ユニットと排熱利用給湯暖房ユニットで構成。敷地内に設けた水素容器保管庫から直接水素ガスを供給することにより発電運転を行う。
発電効率は、同社の実測で47%以上(700W定格出力時)。排熱の利用も含めたコージェネレーションとしての総合エネルギー効率90%以上を目指す。
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