エイブル(東京都港区)は、大学生・専門学生・高専生を対象に開催した「エイブル空間デザインコンペティション2020」のグランプリ作品をVR技術により完全再現し、特設サイトにて展示した。
12回目となる同コンペティションのグランプリ作品は、白石晃さん(京都府立大学大学院生命環境科学研究科環境科学専攻)の「洞孔(ほらあな)の家」が受賞。動きが出るようにデザインされた各ヒダが特徴的な作品となっている。
今年は作品の実物大展示に代わり、映画監督・紀里谷和明氏監修のもとVRによる完全再現版として公開した。VRゴーグル装着により、作品を現実で見ているような体験ができる。同氏によるグランプリ作品のイメージ動画も特設サイトにて同時公開している。
同コンペティションは、若手建築家、デザイナー発掘を目的に開催。部屋で過ごすことの意味と価値が大きく変化した今回は、「MY STAY HOME」をテーマに作品を募集し、過去最高の応募者数となった。
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