工機ホールディングス(東京都港区)はこのほど、電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」から、D形ハンドルタイプのドリルの新製品「D 3613DA」を発売した。
同製品は、先端軸上に持ち手があるため推力をかけやすく、楽な姿勢で垂直穴あけが可能。高出力・高効率のブラシレスモーターと同社独自のリチウムイオン電池「マルチボルト蓄電池(36V⇔18V)」を組み合わせたコードレスドリルで、取り回し性に優れている。AC製品従来機種「DW 30YA」より全長が14mm短いコンパクトボディながら、約40%穴あけスピードを向上。狭所作業や電源確保が困難な作業環境でも、快適に作業することができる。
同社初の電子クラッチ搭載で、一定の負荷を受けてもスイッチを引いたまま作業を進めることが可能。充電1回あたり、木工穴あけ約75個(錐径24mm、高速モード)、鉄工穴あけ約300個(錐径8mm、高速モード)と十分な作業量を実現している。
希望小売価格は、マルチボルト蓄電池・急速充電器付きの「D 3613DA(XP)」が6万1600円、「D 3613DA(XPS)」(垂直ガイド標準付属)が7万5600円。いずれも税別。
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