NTTデータ・スマートソーシング(東京都江東区)はこのほど、注文住宅を検討しているユーザーがオンラインで専門アドバイザーに無料で相談できるサービス「HOME4U(ホームフォーユー)家づくりのとびら」を開始した。営業時間は平日・土日祝日ともに21時まで。
同サービスでは、専門アドバイザーにオンラインで相談できるため、どこからでも利用が可能。仕事が終わってからなど、空いた時間に気軽に相談することができる。相談をもとに、中立的な専門アドバイザーが要望を満たす最適な住宅メーカーや商品を提案。ユーザーは納得がいくまで比較・検討できる。資金計画や土地の悩み、家づくりの進め方についても、土地の相場や周辺情報を調査できる専門ツールなどを使ってアドバイスを行うため、初心者でもわかりやすくなっている。1月現在、アキュラホーム、パナソニックホームズ、トヨタホーム、三井ホームなど、全国の大手・優良企業が多数参画中。
新型コロナウイルスの影響で既存サービスのオンライン化が加速するなか、家づくりにおいても従来の住宅展示場見学などに代わるオンラインサービスが求められている。同社は、移動を伴わず、時間と場所の自由度が高い同サービスを提供することで、ユーザーの感染リスクを抑え、住宅メーカー選びの大幅な時間短縮を実現した。住宅メーカーからは、新たな集客チャネルとして期待を寄せられているという。
今後、ユーザーの利便性向上のため、参画企業や対応エリアを拡充し、2025年には年間相談数2万件を目指す。また、相談対象を注文住宅だけでなく、分譲戸建て(建売住宅)、分譲マンション、中古住宅まで拡大。新しい住まいを考えるユーザー全てが相談できるカウンターへと発展させていく予定。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。