国土交通省は、全国の空き家等の情報を簡単に検索できるポータルサイト「全国版空き家・空き地バンク」に、空き家対策に取り組むモデル的事例を紹介したサイトを追加し、1月12日に公開した。空き家対策の優れた取り組みを地方公共団体や不動産事業者、空き家の利活用等に取り組む者等が共有することで空き家対策の一層の活性化を図りたい考え。
サイトには、これまでに同省が支援した取り組み事例である空き家等の利活用促進事業を112事例、空き家対策の担い手強化・連係モデル事業を115事例掲載している。
「全国版空き家・空き地バンク」は、空き家情報を自治体を横断して簡単に検索できるよう、2018年4月に本格運用を開始。運用しているのは、2017年度に公募により選定されたアットホーム(運用サイト:空き家の利活用に向けた取組事例)と、LIFULL(運用サイト:空き家の課題解決事例)の2事業者。1月現在、全国775自治体が参加し、登録され成約に至った物件は累計で6000件を超える。
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