CCC MARKETING HOLDINGS(東京都渋谷区)はこのほど、18~20歳の男女600人を対象に「若者のライフスタイルに関するアンケート調査」を実施し、その結果を発表した。
今後、どのような生活スタイルを望んでいるか聞いたところ、最も多かった回答は「自分の好きなことや興味のあることに囲まれた豊かで楽な生活スタイル」(26.8%)だった。次いで「自分の好きなことややりたいことに、時間と手間を集中させる生活スタイル」(16.3%)、「のんびり気ままな自然志向の生活スタイル」(15.7%)と、気負いせずに好きなことを中心にした生活スタイルがトップ3を占める結果となった。野心を求めるような「自分を磨き、新しいことにどんどんチャレンジして、世の中に自分を表現する生活スタイル」は14.2%と上位には入らなかった。「家族・友人や近所に住む人々との関係性を大切にし、コミュニケーションを楽しむ生活スタイル」と「家族の幸せを第一に考え、子どもによりよい環境を与えられる生活スタイル」は、それぞれ11.7%と10.7%。SDGsやエシカルを志向するような「社会や地域の問題に積極的に取り組み、自分の知識・経験・能力を社会に還元する生活スタイル」は4.7%に留まった。
買い物に関する意識・考え方としては、「買物は楽しい」(51.0%)が最も多く、「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」(41.5%)、「買い物にはコストパフォーマンスを求める」(38.3%)、「自分に必要な物だけを買う」(36.2%)「買い物をするとストレス発散になる」(28.3%)と続いた。買い物自体を楽しんでいることが伺えるものの、その買い物スタイルとしては無駄遣いをせず賢く消費する傾向が高いことがわかった。
調査期間は2020年12月18日~22日。インターネット上での意識調査「Tアンケート」を用いて調査を実施した。
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