福井コンピュータアーキテクト(福井県坂井市)は、4月に施行される改正建築物省エネ法に対応した3D建築CADシステム「ARCHITREND ZERO(アーキトレンドゼロ)」の最新版を、2月16日にリリースする。
最新版では、外皮性能計算プログラムに日本サッシ協会から新たに提示された簡易的評価による窓・ドアの熱貫流率表を追加。3Dカタログの窓・ドアにも、同様に新しい仕様値が適用される。4月以降使用不可となる工法・計算方法には、注意メッセージを表示する。
また、申請書作成プログラム「TREND CA」に省エネ基準への適合性に関する説明書式のテンプレートを追加。建築主に省エネ基準への適否あるいは省エネ性能を確保するための措置を説明する際に活用できるという。
価格は基本構成(平面図、天井伏図、屋根伏図、配置図、⽴⾯図、ARCHITREND Manager)で税別80万円~。すでにVer7.0シリーズを使用しているユーザーは、無償でプログラム更新が可能。
2月9日には、改正建築物省エネ法がテーマの「A-Style フォーラム」をオンライン開催。法改正をどのように捉えて「自社の強み」につなげていくべきかを考える場として提供する。同システムの省エネ強化機能についても紹介する。参加費無料。申し込みはこちらから。
同社は、今回の法改正を見据えた機能強化により省エネ設計に対応していくことで、ユーザーの業務支援を強化していくとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。