出雲土建(島根県出雲市、石飛裕司社長)と島根大学医学部の森田栄伸教授らのグループは、調湿炭のアトピー改善に対する効果を検証する比較試験を実施する。
同グループは、7月17日、横浜市で開催され日本皮膚アレルギー学会で、アトピー患者6人を対象に行なった調査で「木炭の敷設がアトピー改善に有用である可能性が示された」とする発表を行なっており、今回より厳密な比較実験を行い、その効果を実証したい考え。
実験は十数人のアトピー患者に協力してもらい、患者宅に調湿炭「炭八」を敷設、二重盲検法による比較試験で約2年間経過を見る予定。