新建ハウジングが運営する工務店向けオンライスクールサイト「チカラボ」から、工務店の経営者や実務者に役立つ記事をお届けします。
今回は、浅見奈津子さんの「ゼロからわかる! 住宅会社の動画活用」ルームからの記事です。
大手広告会社勤務後、イベント会社を経て、全国の工務店に向けた商品開発や様々な営業支援を行うコンサルティング会社にて勤務。2015年3月に住宅会社専門の動画制作会社 プロフィール株式会社を設立。視聴者に伝わる動画を作り集客から活用実務までをサポートしたいと考え、2016年より、住宅会社に特化した動画制作研修事業を開始。自社で作る動画とプロに発注すべき動画の使い分けと使い方を伝えるため、全国の住宅会社に向けたセミナーや研修を行い、住宅会社専門会社ならではの動画活用のサポート全般を行っている。
こんにちは。プロフィール株式会社の浅見です。
こちらのルームでは、住宅業界の皆様にとって
有益な動画活用の方法や動画制作のポイントやコツについて、お伝えしていきます。
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【動画活用】 テロップの長さやタイミングは、どうするのがいいの?
テロップといえば、動画において補足や説明のために用いられる文字のこと。
動画の内容にもよりますが、ただ映像が流れるだけの動画より、
適切にテロップの入った動画の方がわかりやすいという経験はあるのではないでしょうか。
しかし、動画を見やすくするためのテロップも適切に使わなければ
かえって動画が見辛くなってしまうのです。
今回はその観点からお話します。
テロップはテレビや映画、YouTubeの動画など様々な動画で用いられています。
特にWEBや店頭、電車内など広告としての動画ではテロップはより重要なものとなります。
屋外で再生される動画は無音であったり、雑音や人の声で聞き取れなかったり
といったことがあるためです。
そんな重要な役割を負うテロップですが、特に重要なのは表示時間や文字数です。
テロップの長さは文字数と読みやすさによって変わってきます。
映画の字幕などでは1秒当たり4文字が標準とされていますが、
これは文字を読むことだけに集中した場合の話です。
文字を読みつつ映像にも注意を払うことを考え、
ここに1~2秒加えるのが目安となるでしょう。
しかし、これはあくまでも目安です。
普段から読み慣れた言葉、たとえば挨拶などは
1文字ずつ読むわけではないためテロップの表示時間は少し短くても大丈夫でしょう。
反対に、難しい言葉や漢字が多い文章は読むのに時間がかかってしまうため、
表示時間を長くすることを考えるべきでしょう。
もちろんテロップを長くしすぎて場面の転換とあわず、
視聴者の集中を妨げてしまうようでは本末転倒です。
長い文章は細かく分けたり、難しい漢字はひらがなやカタカナにする
など読みやすさに配慮することも必要です。
行数や文字の長さ、テロップを表示するタイミング、
消すタイミングにも気を使いましょう。
場合によっては効果音を同時に使うことも一つの手法です。
テロップを適切に表示できれば動画の質をさらに高めることができます。
もっと詳しく聞いてみたいと言う方は、お気軽にお問い合わせください。
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