ネオマーケティング(東京都渋谷区)と豊島(名古屋市)は、「SDGs(エスディージーズ)達成のための個人での取り組み」について共同で調査を実施し、その結果を発表した。調査対象は20歳~69歳の男女1000人。
はじめに「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称である「SDGs」について認知の有無を調べたところ、全体では51.9%が「知っている」と回答した。年代別では20代の認知度が59.5%と最も高かった。ただし「内容を知っており、SDGsを意識して行動している」と回答した割合はどの年代でも1割程度となっており、SDGsという言葉の認知はあるものの、内容の理解不足や内容を知っていても個人では行動に移せていない、という実態が明らかになった。
SDGsを達成するために、具体的に何をしたら良いかわからないと感じることがあるかとの問いには、全体の62.6%が「ある」と回答した。年代で比較をすると、どの年代も半数を超える結果となっており、特に60代は67.5%と最も高い結果になった。
エコバッグやマイボトルなど、SDGsに関連するモノを購入・使用したことがある人の割合を調べたところ、「エコバッグ」が72.0%、「マイボトル」が51.5%、「オーガニック商品」が21.3%、「エコカー」が18.2%という結果になった。性別で比較をすると、男性は「エコカー」と回答した人が女性より多く、女性は「エコバッグ」、「マイボトル」、「オーガニック商品」、「フェアトレード商品」が男性よりも多い結果となった。
調査期間は12月1日~2日。
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