不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は12月24日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏の新築戸建てと中古マンションの今年11月価格動向を発表した。
新築戸建ての首都圏全体の平均価格は3969万円で前月比0.1%上昇。エリア別では、「さいたま市」が2カ月連続、「埼玉県他」が3カ月連続で2017年1月以降の最高額を更新。「千葉県西部」は4カ月連続で最高額を更新した。
前年同月との比較では、「東京都下」と「横浜市・川崎市」がマイナス、それ以外の6エリアがプラスとなった。「千葉県他」では、4カ月連続の+6%台と大幅な前年超えが続いた。各エリアの平均価格指数は、「横浜市・川崎市」を除く7エリアで100超となった。
中古マンションの首都圏全体の1戸あたり平均価格は3177万円で前月比0.1%上昇。エリア別では、「東京23区」が前月比1.3%増と2カ月連続で2017年1月以降の最高額を更新。「千葉県他」は前月比4.3%増と大幅に上昇し、過去最高額を更新した。
前年同月との比較では、「東京23区」「神奈川県他」「埼玉県他」「千葉県西部」「千葉県他」で前年を上回った。前年同月比が最も高かったのは「東京23区」で4.4%増となった。平均価格指数では、「東京都下」が前年同月比4.5%減と全8エリア中で最も低下幅が大きく、直近1年の水位も低下傾向となった。
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