国土交通省は12月25日、11月の新設住宅着工戸数を発表した。持家が前年同月比1.5%増の2万4010戸となり16カ月ぶりの増加となった。全体では、貸家と分譲住宅が減少したため、同3.7%減少し7万798戸で17カ月連続の減少となった。季節調整済み年率換算値は前月比2.3%増の82万戸で4カ月ぶりに増加した。
11月としては過去10年で最も低い水準となった。持家は微増となったものの下から2番目の低水準で、分譲住宅は最低水準だった。
貸家は前年同月比8.1%減の2万6451戸で27カ月連続、分譲住宅は同6.1%減の1万9548戸で13カ月連続の減少となった。